徒然なるままにGLANTS第五十二段 鋏の話⑧ レイコスモス

このレイコスモスというハサミ、そろそろ寿命なんじゃないかという気がしています。

まだまだ使えると思う反面、このハサミのパワーと言うか重量感というか、度重なる研磨によって削ぎ落とされてしまった気がします。

本来はバッツンバッツンザクザクカットできるタイプの7インチ、スーパーヘビー級なのは持ち味なハサミですから、切れ味云々より、ちょっと軽くなってきていますので今後どうしようかな、と言った感じです。薄くなったと言っても仕上げ用のハサミ程の薄さにはなりきれず、しかもパワー不足と言った感じが否めません。

この真っ平らなハンドルが使いやすいです。複雑に使わないオーソドックスなタイプのハサミですから装飾は要りません。

リアルな話、今後30年間働くとすると、このハサミの23年間の消耗具合を考えると必ずどこかで買い換える事になるでしょう。ハサミとしてよく切れるし使い用途はあるのですがパワフルな新品が欲しくなるでしょうね。

急は要しませんが早い方が良いでしょう。前出のアークコスモスのように、モリブデンコバルト鋼の製品を1つ用意すれば、それこそ30年間くらいの仕事量じゃ使い切れませんから(・∀・)

This article was written by glan-ts