GL1500seの整備 エンジンオイル交換⑦

ゴールドウィングのオイル交換をします。

前回はHONDA ウルトラG1についてでしたが、今回はパウチ式の4サイクルオイルについて、そして、本題のオイル交換です。

ゴールドウィングのオイル交換時のオイルの量は3・5リットル、エレメント交換時3・7リットル。(確か。)
今回はオイルフィルターを交換しませんので、4リットルでは500ml余ります。
パウチ式のオイルの方は前回のオイルの残りが500mlほどあります。ですから3リットルで足りるのです。

なぜこのオイルを選んだか、理由は

①1リットル700円くらいと安い
②ホームセンターで売っている
③鉱物油
④パウチ式で新鮮な気がするのと(笑)缶より捨てるのが楽。

パウチ式のオイルはフラッシングオイルの代わりです。2回目にG1を投入します。

廃油処理用の箱、買ってきて用意します。

5リットルと書いてあります。オイル交換を2回しますので廃油は7リットルほど出ます。

5リットル用では足りないのでは無いだろうか。

そうです、足りなくて溢れます。しかし間違えて買ってきたわけではありません。

8リットル用を買おうとしたら結構高かったので5リットル用を買いました。

溢れてしまうオイルは、画像にはありません。本当は溢れさせているわけではありません。

余ってしまった廃油は、灯油を入れるオレンジ色のポリタンクに溜めています。
ひとまず5リットルの箱に吸えるだけ吸わせて、どうにもならなかったオイルはオレンジ色のポリタンクに入れて保管です。

いつかそのうち、8リットルの箱を買って来た時、
オイル交換中の作業中に雲行きが怪しくなって来た、とか、
子供達が短縮授業で予想外に早く帰宅した、とか、
どうしてもモチベーションが上がらずフラッシングをサボる、なんて時が来ます。

そんな時にポリタンクに貯めてある廃油を4リットルほど吸わせてしまう、という流れです。

ポリタンクに廃油を貯めておくというのはお客様からのアドバイスでここ数年の間実行しています。
その方は満タンになったらガソリンスタンドの友人に引き取ってもらうとのこと。
私はガソリンスタンドのスタッフに知り合いが居ないので、タイミングを見て廃油ポイに吸わせると言った流れです。

作業に入ります。

まず軽く2〜3kmほど走ってきます。

ドレンからエンジンオイルを抜きます。

暖機しないとオイルの抜けが悪いらしですね。
私は冷え冷えのエンジンからオイルを抜いた事はありません。

そして、パウチ式のオイルを使ってエンジンの中を1回ゆすぎます。

ゆすぐと言ってもドレンを閉じてパウチ式オイルを3・5リットルほど入れて、2〜3kmくらい走ってくるだけです。

そしてまたドレンからオイルを抜きます。

1回目に抜いた2000km走行のエンジンオイルとは明らかに汚れ方が違います。
写真が2回目の排出ですが、それでもやっぱり汚れています。

G1投入前に忘れないように必ずドレンを締めます。が、やってしまいました。newドレンワッシャーを切らしています、本当は良くないようですが仕方なく今回は再利用です。

続く。

This article was written by glan-ts