私はオイル交換の際になぜフラッシングオイルを使用しなくなったのか。
そしてなぜ、床屋がオイル交換をしているのか。
時々ブログを書こうとすると仕事の話はなにかとあるのですが、オイル交換がまだ途中だったな。となってダラダラと続いてしまうのです。
バイクいじりに専門的な知識はあまりありません。ゴールドウィングを大事にしているだけで、整備に関してもし成果があがっても私の主観だけです。
あまり参考にせず皆さんはバイク屋さんに任せましょう(・∀・)
私は理容師で、お店の情報を発信したり、仕事のこだわりやサービスを紹介するためのブログです。
バイクの話(主観)ばかりになっていますので、そろそろ控えたいと思っています。しかしながら嬉しいことにブログを見て来店される方が実際のところ数名様いらっしゃいますので、その辺りはバランスをとって進めていきたいと思います(・∀・)
さて、私はなぜフラッシングオイルを使用しなくなったのか、その理由を思い出しました。
平成27年10月6日、バイク屋さんでオイル交換をしてもらった時、バイク屋さんの駐車場でエンジンをかけて走り始めると、エンジンのフィーリングがギチギチッとしていました。
うまく表現できませんが端的に言うと『調子が悪い』と言った感じでした。
ギチギチとしたエンジンフィーリング、背筋がゾクッとします、そんな感じです。
信用できるバイク屋さんなので私は率直に
『エンジンオイルを交換した直後の良い感じが全然ない。』
と告げると、バイク屋さんは、古くなったから段々と。。。的なことを仰っていました。
オイル交換がまだでしたすみません。と返ってくるかと思っていたほどです。
少しの間そのまま走っていましたが、走っていてどうにも気分が悪く、ギアの入りも明らかに悪いし、これは自分でやり直そう、と思いエンジンオイルを交換し直すことにしました。
11月17日、前回交換から約1ヶ月、509kmでのオイル交換です。こんな事態は今までで1回もありません。HONDA G1を使用してオイル交換をしました。
その結果、驚いたことに、このエンジン、この10年間で1番良い状態なのではないか?という絶好調状態になって復活しました。
スーパー絶好調です。
オイル交換だけでです。マイルドでジェントルなフィーリング、しかもいつにもまして滑らかなギアの入り、オイル交換をしただけでこのような事が。
実際には起こり得るのでしょうか?
『そういうこともありますよ。』
と答えてくれたのは、車の整備士さんと、クルマ好きなお客様でした。
これが大きな理由です。
クルマ好きなお客様の話
『エンジンオイルは毎回同じ銘柄を使い続けても良いが、たまに違うオイルを使用するとパフォーマンスが上がる事がある。』
整備士さんの話
『500kmの交換が良かった。早めの交換でエンジン内部に油膜が形成され、走って実感出来るほど変わる事がある。』
そしてさらに整備士さんはこのような衝撃の一言を発しました。
『フラッシングオイルを使うとその油膜が取れてしまう。』
マジですか?じゃあやらないほうがマシですか?
『その年式だったら安いオイルで良いからこまめに交換がベスト。』
500kmの交換でこの成果。間違いない、これからはもっとこまめにオイル交換しよう。
そう思った矢先に
『2000〜3000kmで年2回ならそのままで良い。フラッシングオイルは、たまになら使っても良い。』
と言われました。
余談ですが
『そのエンジンをオーバーホールしたら、余計なものが削ぎ落とされている分、新車よりも良くなっちゃうよ(^_^)』
ともおっしゃっていました。
なんとも頼もしい、プロからの夢のようなアドバイスですが、未だにオーバーホールは行なっておりません。
こうして私はフラッシングオイルを使用するのをやめ、安い鉱物油で1度洗浄してからG1を使用するようになりました。
続く。