消毒用アルコールを含ませたコットン、使用するのはハサミです。
ハサミは拭いて油をさすものだと思っていましたが、管理理容師講習会では
ハサミも『血液の付着する可能性のある器具』なので、お客様1人につき消毒するべきだと。
なるほど。
私は今までそのような観点を持っていませんでしたが、自分自身が消費者になるなら
このような衛生管理は徹底的にやって欲しいです。
ハサミまで消毒していたら作業効率が下がりそう、コストも余計にかかる、と思われるかも知れませんが、これは必要なコストですし作業効率の低下云々で安全性を無視してはいけません。
ひとまず理屈に賛同した私はハサミの消毒を始めました。
消毒自体はハサミ4丁前後ですから2分くらいです。
その間、お客様がウェイティングでお待ちになる事もありますが、
『まだですか?』などと、あおられた事は今のところ1回もありません。
そして、思わぬラッキーがありました。
アルコール消毒を始めてからハサミの切れ味は間違いなく向上しています。
余分な成分を払拭しハサミの金属本来のパワーが発揮されている感があります。
触点(ハサミのネジのところ)には時々注油しつつアルコール消毒をするスタイル、もっと良い方法が見つかるまでしばらくは続けて行こうと思います。
続く。